知らなすぎる
Silviaはようやく重い腰をあげ、就活モードに入った。
昨日、とある企業の面接試験を受けた。
同じような年代?のオバサンがとりあえず3名。
このあとまだ数名の面接予定があるという。
試験は筆記とパソコンを使っての適性検査。
この筆記とやら、因数分解と連立方程式、あげくのはてに化学式まで出てきた。
漢字の読み書き、一般常識問題のみならず。
そして作文。
いやはや、理数系とは程遠いsilviaにとっては、もはやアウトだろう。
それにしてもこのオバサン相手にこの出題。
3名のうちのひとりと駅までの帰り道、少し話す機会があった。
彼女も解答できず、空欄が多かったという。
やれやれ、中高生の就活は厳しすぎる。そんな、すごい会社じゃないのだ。たかだか週に数日出勤のアルバイトなのに、と、自分のバカさ加減を棚にあげ、悪タレをついた。
その夜、息子にsilviaが出された筆記問題を出してみた。
彼は過酷な就活をなんとかくぐり抜けてきた。
息子いわく、全然わかんねーだそうだ。
彼は数学は得意だが、一般常識に欠ける傾向にある。
かの、KO大学卒の息子もお手上げだ。
全くこの親にしてこの子あり。
Silviaも息子も恥ずかしい限り。そして知らなすぎるのであった。