そして彼は途方に暮れる?
23日に一緒に明治神宮に行ったジャスティンビーバー似のTラビス君の話になるが、娘によると、彼の職業は美容師だそうだ。そこで彼のヘアスタイルと奇抜なファッションをなるほどなと、変に納得してしまった。
そのTラビス君はK子さんに同行して来日したが、彼女のイベント中はどうやら放置されていたらしい。
K子さん一行の誰かが面倒を見てくれるはずだと、お互いに思っていたのだ。
折しも世間は3連休で、その間はホテルも予約が取れない状況で、仕方なくカプセルホテルを探してもらい、そこに泊まることになったという。
Tラビス君は初来日で、日本語も話せない。
いきなり放置され、途方に暮れる、、、見るに見かねた娘が、観光と、ホテルの手配をネットで検索し、宿泊先までの案内をした。
こんなことで日本が嫌いにならないようにと、彼を気遣っていた。
我が家に泊めてあげればよかったと思ったが、我が家は都心からかなり離れている、田舎である。
私はかまわないが、江戸時代の夫と、昭和一桁の母、そして、外国人などテレビでしか見たことがないような?ご近所さん、とんがりコーンのピアスがぐるぐると頭を駆け巡った。
Tラビス君が、繊細で優しい青年であることは娘から聞いていた。私も会ってそのような印象を受けた。
かわいそうなことをしたなと、せつなくなった。