あこがれ

お店に来るお客様で、いつも物静かに商品を選び、購入される女性がいる。

美人で上品なマダムである。

お客様も十人十色だ。安価な品にこれでもかとおまけをつけろだの、なんだの口うるさく、あげくのはてに、捨て台詞や、舌打ちをするひともいれば、先程のマダムのように文句も言わず、感じよく購入するひともいる。

傾向として、私の接する人達は。高額なものを頼むお客様は、任せるわよと文句をいう人が少ない。
逆に安価な品を購入するお客様ほど、MAX付加価値をつけろと要求する。

Silviaも、客の立場になって購入するときは、できるだけ不快感を与えないよう、心がけている。
販売するときもだが。

話はそれたが、そのマダムには同性として好感が持てる。
Silviaのあこがれのひとりである。