フィレンツェへ

旅行3日目、ミラノから約325kmバスにてフィレンツェへ向かった。

まさしく、高速バスツアーである。

2日目の宿泊では、運転手がホテルを間違えたため、途中引き返したりで、ホテル着が2時間強遅くなった。

しかし、運転手が間違えたのではなく、指示されたホテルではなかったという行き違い、はたまた、添乗員が確認を怠ったためのミスである。

追い討ちをかけるように、わらじのようなカツレツを食べさせられ?ひどい目にあったのだ。

そこにもってきて、ストライキだかなんだかわからないが、ウフィッツィ美術館の閉館がその日は5時半までということで、なんとしてでも間に合うように入館しなかればならない。

どうにかこうにか間に合いそうな時間に到着したが、フィレンツェはあいにくの雨だ。
しかもかなり降っている。

さらに、バスから降りて30分ほど歩かねばならない。

傘をスーツケースにいれたままだったので、仕方なく、傘売りから5ユーロで折り畳み傘を買った。

緑チームの中には、silviaたちの他にも傘を持たない人々がいた。

添乗員の説明不足に益々怒りと苛立ちがこみ上げてきた。