帰りのアリタリア機内

名残惜しくも、イタリアを後にアリタリア航空で日本へ。

ホテルから空港へはバスで約20分ほどだったろうか?
うっかりバス内でミネラルウォーターを購入してしまい、忘れたままセキュリティチェックで没収された。

搭乗口ターミナルまで移動距離が少しばかりあるので、残念な添乗員から移動までの間に魅力的な免税店がたくさんありますが、皆さん目もくれずに目的ターミナルまで我慢して下さいと言われた。

旅の間、あまりに忙しく、団体行動ばかりで、ゆっくりとお土産も見る暇がなかったので、最後のチャンスとばかり、空港内の免税店を期待したが、そこですら買うことができないという、もどかしさ。

仕方なく、少し離れた搭乗口近くの免税店でチラ見することにした。

PRADA、GUCCIボッテガ・ヴェネタBVLGARI、一応ブランドショップがある。

しかしこれなら日本で買っても大差ない金額である。
が、旅のお土産、息子への財布を買い、化粧品、帽子を購入。

ユーロをもっと残しておけば時間まで、軽食など食べられたかもしれない。

そしてパスタ類や、チョコレートなども、もっと買えたかもと悔やみながら、時間となり機内へ。

プレミアムエコノミー席のおばさまは、先に搭乗となった。
しかし、このプレミアムエコノミーは少しばかり足が伸ばせるくらいの感覚らしい。
首の悪いおばさまは、シートを倒してゆっくり寝られるのを期待したらしいが、期待は見事裏切られたと憤慨していた。

そして日本映画は【少年H】であった。
シート前の画面やリモコン操作が故障していても、全くなおす気配はない。
故障したものに当たった人は我慢するしかない。

行きはウクライナ上空を避けたことや、ヴェネチアからの入国で、当初のスケジュールより2時間ほど長く時間がかかった。

帰りはローマからの出国。行きに比べて帰りはさらに早く感じる。

運よく通路側のシート。

お隣さんはいなかった。
隣の隣のシートのお姉さんは南イタリア周遊の旅を満喫したらしい。

添乗員さんもかなり頑張ってくれたという話を聞いて、またもや、わが緑チームの添乗員はハズレだったことを痛感。

しかしそのおかげでチーム内の結束は強くなり、そのうちのご夫婦のおかげでローマ2連泊はテルミナ駅近くの快適なホテルという恩恵を受けることができた。

アリタリアのCAも行きのおっかないオバサンらしき人、それ風の人にはあたらず、おいしくない機内食も仕方ないと割りきり、無事に成田に到着すれば良しとした。

残念なことに、帰りはアイスクリームやサンドウイッチのサービスはなかった。

帰りの機内食は期待できないので、空港で時間に余裕があれば、ぜひそこで軽食を楽しむことをおすすめする。
そして飲食分のユーロは残しておいたほうが賢明かもしれない。

つづく